スズキ、ジムニーシエラ、ダークブルー、標準研磨、グロスアーマー

【グロスアーマー】スズキ ジムニーシエラ ダークブルー【標準研磨】

スズキ、ジムニーシエラのダークブルーのフルエアロ付き車に標準研磨とグロスアーマーをご用命いただきました。

特徴的な社外のフルエアロを装着したお車ですが、綺麗に保つ方法に悩まれていたとのこと。標準研磨からのグロスアーマー施工、さらにシートコーティングなどもご用命いただきました。

受け入れ時から傷が目立つ状態。


フルエアロの装着からそれほど日数は経過していませんでしたが、受け入れ時にはボンネットなどに洗車傷をはじめとする傷や塗装面の不整合を確認しました。


洗車して表面の汚れを除去することでより塗装面の状態をよく確認できるので、まずは汚れを除去していきます。

汚れを除去して傷を再確認。

オーバーフェンダーにあるひっかき傷はとても目立つ位置にあり大きさも大きい為、できるだけ研磨で除去していきたいところです。ただし、パネルの端に位置するので、無理に追っていくと塗装を削ってしまう恐れがあるので注意が必要です。
また、フロントグリルの上部にある塗装の変化は塗装時の弾きもしくは異物とみられ、研磨では修復不可能なものになります。

その他にも塗装表面には修正したい部分が多くみられる。

受け入れ時に確認した傷以外にも、汚れが除去されることで見えてくるものがあります。おそらくエアロの塗装後に研磨をしていると思われますが、その後処理が未実施のままの部分があります。

ボンネットは特徴的な形状な為、角度の大きな凹凸が複数あります。その隙間に残った研磨剤の粉を除去し忘れている部分が確認できます。研磨では研磨剤が隙間に残るのはあるあるなので、隙間に入らないように先に対策するか、研磨後に隙間に残った研磨剤の粉を丁寧に除去する必要があります。これらも踏まえて前準備や後処理をしているので、研磨は時間と手間がかかってしまいます。

その他の傷も改めて確認して研磨の構想を練る。

研磨の下地処理として汚れやシミを除去できたので、改めて表面を確認してどこをどの程度研磨していくのかの構想を練ります。研磨にはできる部分とできない部分が存在するので、できない部分を研磨してしまわないように前もって決めておく必要があります。そうしないと、手は付けたけど仕上がらないということが起きてしまい、施工前よりも美観が損なわれる場合があるからです。


この部分はフロントのオーバーフェンダーの後端部分ですが、平面が広いので研磨可能と判断します。


運転席のドアにオーロラ(主にシングルアクションのポリッシャーでできる研磨痕=小さなキズの集まり)が確認できます。これは除去していきます。


右側のフェンダー後端部分に擦り傷が確認できます。パネルの後端部分でかつ狭い部分ですが、傷も目立つのでできる限り除去していきます。パネルの端は削られやすので保護し、また他の部品との隙間には研磨痕や研磨剤が残りやすいのでこれらも保護しながら進めます。保護すると研磨できないので、どこまで研磨するか、保護するかはバランスになります。


バックドアのエンブレム付近にも研磨痕が確認できましたので、これらも除去していきます。

研磨の方針が決まれば研磨開始。

全体的な洗車傷の除去はおこなうので、基本となるルーフの研磨から開始します。そしてボンネットからフェンダーなどのサイドパネルに移行していきます。


ボンネットの研磨では一枚ものとして取り扱わず角度の付いている部分で区切って進めていきます。


複雑な形状ほど進み具合は遅くなりますが、ひとつずつ丁寧に仕上げていくことになります。


フェンダーの上部はボンネットを閉めているとボンネットに隠れてしまう構造ですので、ボンネットを開いた状態で研磨していきます。


右側のフロントフェンダーもマスキングを施して傷を除去していきます。(研磨後の画像を撮り忘れています…)

オーロラの出ていた運転席側のドアもマスキングをして研磨していきます。サイドには特徴的な装飾が取りつけられており、ポリッシャーが触れると跡になって取れないので、傷付けないよう丁寧にマスキングして作業します。


バックドアのエンブレム付近にあった研磨痕も、研磨しない部分はマスキングで保護しながら傷を除去していきます。

研磨が完了して研磨剤の粉を落とし終え、コーティング施工の準備を整えます。

ここまでで洗車→シミの除去→研磨と完了し、研磨剤の粉を落とし終えたところです。塗装表面の汚れと傷を除去して現状で一番の状態になっています。


この画像では撥水しているように見えますが、これが塗装面本来の水の弾き具合です。汚れが無ければこの程度水を弾きます。これが理想であり、この状態を維持したいのでグロスアーマーを施工します。グロスアーマー自体には強烈な撥水効果はありませんが、浸透して硬化することによって汚れが付きにくく落としやすい塗装面に変わるので、汚れが落ちれば上のような本来の水弾きが復活します。これを目の当たりにすると、これ以上何かを付けて強烈に水を弾きたいと思わないのが実情です。それよりも汚れと傷を付けずに綺麗に保てれば良いと思います。

グロスアーマーで艶と防汚性を付加します。

スズキ、ジムニーシエラ、ダークブルー、標準研磨、グロスアーマー
複雑な形状をしたフルエアロなので多少手間はかかりますが、綺麗に保つ土台は整ったと思います。


ボンネット、グリル、フェンダーもグロスアーマーで一層輝きを増しています。


シートにも内装専用のガラスコーティングを施工することで、艶と防汚性を高めていきます。ガラスコーティングの為、若干肌触りが固い印象になります。(シートの半分を施工した状態で撮影しています。)

今後とも綺麗を保てるようお手伝いをさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

私は施工して終わりのコーティングではなく、お客さまの利益を一番に考え、お客さまの真の願望である「ずっと綺麗な状態で愛車に乗っていたい」を叶えてお困りごとを極限まで少なくしたいと考えています。そのために、ご自分でも可能な愛車のメンテナンスのノウハウや便利な道具をご提供していきたいと思います。

今回は数あるお店の中から当店と私を選んでいただき、大変ありがとうございました。これからもお役に立てるよう精進して参ります。

 

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