車を長くキレイに保つにはどうすればよいか?

車を長くキレイに保つにはどうすればよいか?

悩みの出発点
このブログを読んでいただいている皆さんの中で、初めてのマイカーを買われた方も多いのではないかと思います。私も18歳で免許を取得してしばらくは実家の車に乗っていましたが、20歳で念願のマイカーを手に入れました。新車で購入しましたので、できるだけ長くキレイに乗りたいと思っていました。でもどうしたら長くキレイに乗ることができるのか、間違ったことをして傷つけたくない、おそらく皆さんも同じような悩みがあるのではないかと想像しています。ですので、その当時の私の経験や失敗談も織り交ぜながら、せっかく購入した愛車を長くキレイに保つ方法を見つけていただければ幸いです。

 

私の失敗
20歳で新車を購入して楽しくマイカーライフをスタートしたのですが、実は1年ちょっとでいたずらによる傷を付けられたりして、結局新車で購入して5年もたたずにほとんど下取り価格のつかない状態で売却してしまいました。当時は本当に塗装に対する知識がなく、傷を紙ヤスリでこすったりタッチアップペンをベタベタと塗ったりしていました。今考えるとひどいことをしていたと思えるのですが、当時は情報もなく頼りになるプロも身近にいませんでした。

洗車に対しても同様で汚れたら洗えばいいくらいの知識しかなく、汚れの目立ちにくいシルバーの車だったこともあり3か月程度洗車しないことは普通でひどいときには6か月以上洗車しないことも珍しくありませんでした。洗車の方法も実家で井戸水をバケツにくんでプラスチックの柄つきブラシでシャンプーも使わずにゴシゴシ洗ったり、通販やカー用品店で簡単にキレイにピカピカになるといった謳い文句の書いてある商品を買っては試し買っては試しを繰り返したりしていました。洗車前の汚れ過ぎている状態からするとこのような方法でも汚れが取れてはいるので、方法はどうであっても洗車をすればキレイになると思っていました。でも実はキレイにする方法によっては逆に車を劣化させてしまう、劣化を早めることを自分で手助けしてしまっていたということが、今になって思うとよくわかります。当時は漠然と愛車を大切にしたいと思っていても正しい方法がわからなかったのです。

 

愛着のある車との出会い
それから10年以上の月日が流れ、道具としての車ではなく本当に大切にしたい愛着のある車に出会いました。その間も何台か車を乗り継ぎ、傷がつかなそうな洗車道具を使ったりディーラーオプションのコーティングを試したりしていました。しかしどれも謳われている効果が期待に合致するものではありませんでした。本当に大切にしたい車と出会えたことで本気で車の劣化を防ぎ長くキレイに保つことを研究し始めました。

その経験から、このブログを読んでくださっている方には回り道をせずに、車を長くキレイに保つための正しい近道を進んで、いつまでも愛車と楽しく悩みのないカーライフを過ごしていただきたいと思っています。

 

長くキレイに保つコツ
車を長くキレイに保つには実はコツがあります。結論から申し上げますと、汚れと傷をつけないことです。このように聞けば当たり前でとてもシンプルなことなのですが、汚れもつけずに傷もつけないことの両立は知れば知るほど奥が深いものです。どのような手段であれば汚れも傷もつけないようにキレイを保つことができるのか、それを知るためには逆に長くキレイを保てない原因に触れて、車が劣化するしくみを説明したいと思います。

劣化の原因には汚れと傷以外にも紫外線や水分による分解などもありますが、まずここで取り上げるのは車の塗装の表面に付着する汚れと傷に的を絞って説明していきます。車の塗装は特に新車の時は傷ひとつなくつるつるしているイメージだと思います。ですが塗装を行う際は塗料の粒を吹き付けているので、粒の重なり合いによるデコボコがあって平坦ではありません。そのデコボコのおかげで汚れが塗装の表面にとどまりやすく、また一部に集まりやすくなっています。例えば、ちょうどボルダリングで登るために取り付けてある持ち手のようなイメージです。汚れを放っておくと固着して取れにくくなりますし、汚れの種類によっては塗装面を攻撃してより激しくデコボコにしてしまうこともあります。固着した汚れや激しくデコボコになった塗装面は新たに他の汚れもとどまりやすくしてしまうので、汚れを落とすことになるのですがこの時に何も下準備せずに洗うと傷がつきます。塗装面についているのは汚れだけではなく砂や塵もついていて、そのままでは紙ヤスリでこすることと同じ状態になります。また性能を高めるために汚れをこすり取って落とすような市販の洗車用品を使った場合も、汚れを取っているのと同時に傷をつけていることになります。傷をつけてしまうとそこに汚れがとどまりやすくなってしまうため、以前より汚れるスピードが速くなります。言い換えると、汚れが蓄積する量が多くなりますので、以前よりも高い頻度で汚れを落とすか、もしくは以前よりも強力に汚れを落とさなければどんどん汚れがひどくなり、塗装面を劣化させる原因が増えていくのです。この汚れがつくことと汚れを落とすことについてそれぞれ詳しく見ていくことで、汚れをつけないようにすることと傷をつけないようにすることがより理解いただけると思います。今日はここまでとしたいと思います。

ブログを最後まで読んでいただきありがとうございました
私は施工して終わりのコーティングではなく、お客さまの利益を一番に考え、お客さまの真の願望である「ずっとキレイな状態で愛車に乗っていたい」を叶えてお困りごとを極限まで少なくしたいと考えています。そのために、ご自分でも可能な愛車のメンテナンスのノウハウや便利な道具をご提供していきたいと思います。

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