ダイハツ、タントファンクロス、サンドベージュの新車にグロスアーマー由来のウル艶デュアルコートをご用命いただきました。
コーティングは新車の時に施工することが一番良いタイミングだと考えています。排気ガスや雨、埃などで汚れや傷が付く前に、正しいコーティングで保護をすることが良いと思います。
新車でも汚れは付いていますので、丁寧に除去します。
新車であれば綺麗な状態を期待することは当然のことです。しかし、自動車メーカーに勤務していたからこそ、新車がどれでも同じく綺麗な状態ではないことは当然のことと理解しています。
ですので、新車だからといって塗装面を綺麗にせずにそのままコーティング作業を実施すると、塗装面にしっかりムラなくコーティングの効果が出ないばかりか、付着している埃や汚れで傷が付いてしまいます。
従って、丁寧に洗車で汚れを落とした後に専用の酸性ケミカル溶剤を使用して付着しているシミを除去していきます。コーティングは塗布前の下地作りがとても大切だと考えています。
新車時はまだシミもできたばかりなので酸性ケミカル溶剤でほぼ除去できますが、年月が経ってシミが固着したり、塗装面を侵したりすると溶剤では対処できずに研磨が必要になります。
綺麗な塗装面に本物のコーティング。
塗装面が綺麗になってようやくコーティングの準備ができます。洗車からシミ取り、コーティング施工に至るまで一貫して密閉した屋内ブースで施工できることも、お店選びのポイントだと考えます。
綺麗な車に綺麗なコーティングを施すと、とても綺麗に見えます。グロスアーマーは艶の鎧と評されるように、艶を与え、さらに防汚性も向上します。
シミや傷を付けないようにメンテナンスしていけば、5年7年と綺麗な状態を維持することが可能です。
グロスアーマーのデメリット?
グロスアーマーの塗装面に染み込んでガラス化する性質上、プラスチック素地の部分は染み込みスピードが速いため若干光の反射にムラがあるように見える場合があります。気になる場合はプラスチック素地を未施工とすることも可能ですので、お問い合わせください。
おすすめはプラスチック素地部分も施工することです。特にミラーベース(ドアミラーの付け根部分)やカウルトップ(フロントワイパーの根本部分)は綺麗な状態を長く維持できますので効果が高いと思います。
私は施工して終わりのコーティングではなく、お客さまの利益を一番に考え、お客さまの真の願望である「ずっと綺麗な状態で愛車に乗っていたい」を叶え、お困りごとを極限まで少なくしたいと考えています。そのために、ご自分でも可能な愛車のメンテナンスのノウハウや便利な道具をご提供していきたいと思います。
今回は数あるお店の中から当店と私を選んでいただき、大変ありがとうございました。これからもお役に立てるよう精進して参ります。