ボルボ、V60、ホワイトの新車にウル艶デュアルコートをご用命いただきました。
欧州車は総じて塗装面がしっかりしている印象です。ボルボも同様に塗装面はしっかりしていると感じます。
まずは入庫時の確認から実施します。
ボルボV60は外装にプラスチック素地部品を多く使用してます。また、ドア下に流れた水分はサイドスカートの外側を通って地面に流れ出ていく設計となっています。ですので、サイドスカートのプラスチック素地部分には、汚れとドア内部の油分が混ざった水が流れてシミのできやすい状況です。
ドアの下側には、ドアの内部に入り込んだ水分を排出する穴が設けられています。ドア内部の水分はこの穴を通って外に出ていきますが、その先がボディーの外部を通るのかそうでないかによって気を付けるポイントが異なってきます。
乗用車でもフロントのナンバープレートは取り外すことが可能です。欧州車では日本のナンバープレートのサイズに合わせたステーが取り付けられています。そのステーも取り外すことができる場合は、取り外して洗浄しコーティングします。
この部分は新車であっても汚れが蓄積していることがほとんどです。
丁寧に洗車して専用の酸性ケミカルでシミを除去します
新車であってもこれまでの「製造」、「保管」、「輸送」、「販売準備」の段階を経て付いたシミが多くあります。まずは通常の洗車を丁寧に実施して、その後専用の酸性ケミカルを使ってシミを除去していきます。
この工程をするかしないかで、新車であってもコーティングの効果が異なっていきます。
この段階で、サイドスカートのプラスチック素地部分の汚れも綺麗に除去していきます。
綺麗になったボディーに効果の高いコーティングを施工します
しっかりとかたまり感のあるデザインのボルボV60に、輝くホワイトの塗装がよく合います。ボディー下側のプラスチック素地部分もより引き締まった色合いになり、全体的に艶がアップしています。
今後とも末永く綺麗を維持し続ける素地ができあがりました。
私は施工して終わりのコーティングではなく、お客さまの利益を一番に考え、お客さまの真の願望である「ずっと綺麗な状態で愛車に乗っていたい」を叶え、お困りごとを極限まで少なくしたいと考えています。そのために、ご自分でも可能な愛車のメンテナンスのノウハウや便利な道具をご提供していきたいと思います。
今回は数あるお店の中から当店と私を選んでいただき、大変ありがとうございました。これからもお役に立てるよう精進して参ります。