ダイハツ、アトレー、ホワイトの新車にグロスアーマーをご用命いただきました。
新車の納車前からお問い合わせいただいていました、お隣の安芸高田市のお客さまです。
今回はできる限り良いコーティングをということで、特別に研磨無しのグロスアーマーの施工をご依頼いただきました。グロスアーマーは研磨の過程で塗装面との結合を促すように施工していきますが、ご要望に応じて研磨無しでも対応させていただきます。
まずは入庫時のチェックから。
洗車等はされないようにお願いしていましたので、汚れはそのままの状態で入庫いただきました。自動車は製造から輸送、保管や納車準備の間にいろいろな環境に置かれてたくさんの人に触れられます。また納車準備では、シリコン等のオイル系の薬剤で一時的に雨跡や小傷を目立ちにくくしている場合があります。
ですので一見綺麗に見えても汚れが付着しやすく、短期間で汚れが目立つ状態になることが多いです。最初のうちはまだ薬剤が残っているので、汚れも落ちやすく綺麗になりますが、薬剤が落ち切ると傷が目立ったり汚れが付きやすく落ちにくい状態になったりします。
これが新車の納車から1年くらいかけて進行していきます。そうならないように、納車までに付いた汚れを傷を付けずに綺麗に除去し、きちんとしたコーティングで塗装面を強化していきます。
汚れを除去してコーティングの下地を作っていきます。
高圧洗浄で表面の汚れを落とす予洗いから通常の洗車、そして酸性と油性の各ケミカルを使いシミを除去して下地が完成します。屋内で作業できる環境ですと、風雨や日光の影響を受けずに品質が安定します。
ウル艶デュアルコートの場合は湿式施工なのでここからコーティングの工程に入ることができますが、グロスアーマーは乾式なので時間を置いてボディーを乾かしていきます。
別途準備したホイールにもグロスアーマーでコーティング。
今回は別途準備されたホイールにもコーティングをご用命いただきました。グロスアーマーは塗装面に浸透して硬化しますので、塗装していないと効果を発揮しません。お目当てのホイールがあったとのことですがどうやら未塗装らしいということで、今回はメーカー純正ホイールを選択されました。
ホイールにもケミカルを使用してコーティングの下地処理をしていきます。純正ホイールはほぼ問題ないですが、市販のホイールの中にはケミカルで変色や変質してしまうものもありますので、ケミカル使用時には注意が必要です。センターキャップやバルブも下地処理していきます。
ホイール単体で持ち込まれた場合は、リム裏まで難なくコーティングできるのでお勧めです。
パネルの境目までしっかりとグロスアーマーでコーティングします。
ボディーも乾燥したところでグロスアーマーを施工します。サイドスカート等の取り付け部の隙間を特に気にかけられていましたので、ご用命通りパネルの隙間はいつもに増して入念に施工いたしました。
新車時にきちんとしたコーティングを施工すると安心ですし、グロスアーマーは酸性や油性のケミカルを使用してもコーティングがはがれることがありませんので長期のメンテナンス性にも優れコスパが良いと思います。もちろん汚れやシミ、鳥フン等を放置してしまうとコーティング層を突き抜けて強力に塗装面を痛めますので定期的な洗車やシミの除去をお勧めします。その際はぜひ当店にお任せください。
私は施工して終わりのコーティングではなく、お客さまの利益を一番に考え、お客さまの真の願望である「ずっと綺麗な状態で愛車に乗っていたい」を叶えてお困りごとを極限まで少なくしたいと考えています。そのために、ご自分でも可能な愛車のメンテナンスのノウハウや便利な道具をご提供していきたいと思います。
今回は数あるお店の中から当店と私を選んでいただき、大変ありがとうございました。これからもお役に立てるよう精進して参ります。